ミライアルが後場大幅高、25年1月年間配当は10円増配へ

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 ミライアル<4238.T>が後場大幅高している。午後2時30分ごろに、未定としていた25年1月期通期業績予想と配当予想を発表。売上高127億8000万円(前期比8.7%減)、営業利益6億4000万円(同55.4%減)、純利益6億9000万円(同34.8%減)と減収減益を見込む一方、期末配当予想を40円とし、年間配当予想を前期比10円増の50円としたことが好感されている。

 主力のプラスチック成形事業で、半導体市場において先端品の需要が旺盛な一方で、既存品の需要回復には一定の時間を要していることや、成形機事業で自動車業界の動向など一部不透明な状況が継続していることから、減収減益を見込む。なお、配当予想は26年1月期から新たに配当性向の指標を「総還元性向30%またはDOE2%のいずれか高い方を下限とした安定配当」に見直し、株主還元を強化したことが要因としている。

 同時に発表した第3四半期累計(2~10月)決算は、売上高94億200万円(前年同期比8.5%減)、営業利益4億6500万円(同55.1%減)、純利益3億9700万円(同47.4%減)で着地した。

出所:MINKABU PRESS

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