Tホライゾン急騰、フィジカルAI関連の有力株で3年8カ月ぶり高値圏へ急浮上◇
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テクノホライゾン<6629.T>が急騰、一時85円高の694円まで買われた。11月6日につけた年初来高値647円を一気に抜き去り、22年4月以来3年8カ月ぶりの高値圏に突入した。同社は映像・IT分野に特化した製品やサービスを強みとし、ロボティクス分野でもFA関連を中心に実績を重ねている。生産現場に向けてAI技術による高速検査機能を搭載したX線装置なども提供している。 生成AIの進化系である「フィジカルAI」の概念が世界的に注目されている。国内では直近、ファナック<6954.T>が米半導体大手エヌビディア<NVDA>との協業を発表し、人工知能(AI)とロボティクスの融合によるフィジカルAI分野に傾注する構えをみせマーケットの視線を集めた。これを受けて、東京市場ではAI技術を有する企業でロボティクス分野に経営資源を注ぐ銘柄に焦点が当たっており、Tホライゾンはその関連有力株として投資マネーの琴線に触れた格好だ。経営面ではM&A戦略にも長じていることで、これを駆使した業容拡大に向けた思惑も底流している。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS
