不二電機が堅調、17万株の立会外での自社株買い及び消却を発表
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不二電機工業<6654.T>が堅調。2日の取引終了後、取得総数17万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.17%)、取得総額1億8428万円を上限とする自社株買いを東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で3日に実施すること及び16日付で17万株(自己株式を含む消却前の発行済み株式総数の2.63%)を消却すると発表した。あわせて開示した26年1月期第3四半期(2~10月)の単独決算は売上高が28億4800万円(前年同期比1.9%減)、営業利益が1億7300万円(同40.4%減)だったものの、株主還元姿勢を好感した買いが優勢になっている。東証によると、同社は3日に17万株を1株1084円で買い付けた。 自社株買いにより資本効率の向上及び株主への一層の利益還元を図るとともに、自社株消却することで将来の希薄化懸念の払しょくに取り組む。業績について、2~10月はI/Oターミナルや表示モジュールの減少により売上高が前年同期に届かなかったうえ、材料費の高騰や販管費の増加が利益を圧迫した。 出所:MINKABU PRESS
