話題株ピックアップ【夕刊】(3):Schoo、abc、カヤック
投稿:
■Schoo <264A> 662円 +100 円 (+17.8%) ストップ高 本日終値 Schoo<264A>はストップ高。同社は27日、双方向授業型ラーニングマネジメントシステム「Schoo Swing」について、経済産業省が進める「IT導入補助金2025」の対象ツールに認定されたと発表。これを材料視した買いが入り株高に弾みがついた。今回の認定により、条件を満たした大学・専門学校などの学校法人や民間教育事業者は、補助を受けてSchoo Swingを導入できるようになるという。 ■abc <8783> 290円 +21 円 (+7.8%) 本日終値 abc<8783>は大幅続伸。26日の取引終了後、「Web3事業部」を14日付で設立したと発表した。AIによる自動生成技術とブロックチェーン連携を組み合わせた「誰もが簡単に参加できるWeb3ゲーム体験」を軸とした事業を推進するとしており、材料視した買いが集まった。 ■カヤック <3904> 600円 +41 円 (+7.3%) 本日終値 カヤック<3904>は高い。26日取引終了後、取得上限70万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.3%)とする自社株買いを実施すると発表した。27日朝の東京証券取引所の終値取引(ToSTNeT-2)で買い付けの委託を行う。この発表が手掛かりとなった。 ■カウリス <153A> 1,372円 +86 円 (+6.7%) 本日終値 カウリス<153A>が4営業日ぶりに反発。同社は26日取引終了後、従来は無配としていた期末一括配当について4円80銭を実施すると発表しており、これが好感されたようだ。事業の順調な成長及び経営基盤の安定を踏まえ、株主への利益還元を開始することが可能になったと判断。創業10周年という節目にあたり、初めて配当を実施することにしたという。 ■サイバーステップ <3810> 328円 +19 円 (+6.2%) 本日終値 サイバーステップ<3810>は大幅続伸。26日、子会社が新作Web3ゲーム「Sabong Birdfight(サボンバードファイト)」のβサービスを同日から開始すると発表しており、材料視した買いが集まった。サボンバードファイトは「闘鶏」をモチーフとした、鶏を育成したり、戦わせたりするゲーム。デジタル通貨「Eggle Energy」を利用し、ゲーム内で鶏や育成アイテムを購入できる。 ■坪田ラボ <4890> 396円 +21 円 (+5.6%) 本日終値 坪田ラボ<4890>が3日続伸と上値指向鮮明。株価は今月中旬を境に底入れし、それ以降は5日移動平均線をサポートラインとする鋭角的な戻り足を示している。同社は近視領域に強みを持つ慶大発のバイオベンチャーでマイルストーンやロイヤルティー収入などを収益源とし、眼鏡レンズやサプリメント開発など多角的に展開する。26日取引終了後、ハーバード大学発の化粧品ブランド「aeonia」の国内独占販売権を取得したことを発表しており、これによる業容拡大効果に期待した買いを誘導した。380円近辺から400円台にかけては滞留出来高も少なく、戻り売り圧力に乏しい。 ■オーバル <7727> 586円 +29 円 (+5.2%) 本日終値 オーバル<7727>が後場急伸。27日午後1時ごろ、取得総数100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.74%)、取得総額5億円を上限とする自社株買いを発表しており、株主還元姿勢を評価した買いが集まった。取得期間は28日から2026年5月27日までとし、東京証券取引所における市場買い付けで実施する。資本効率の一層の改善と株式数削減を通じた1株当たりの株式価値の向上を図る。取得した株式について消却を検討中であるものの、現時点では具体的な時期や方法は未定だという。 ■フジ日本 <2114> 1,139円 +53 円 (+4.9%) 本日終値 フジ日本<2114>は急伸。26日の取引終了後、12月31日を基準日として2026年1月1日付で1株を2株に株式分割すると発表した。同時に配当予想も修正した。株式分割考慮後ベースで期末配当予想を10円50銭に見直した。従来は9円50銭で、実質1円の増額修正となっており、株式の流動性向上に対する期待と株主還元姿勢への評価をもとにした買いが集まった。年間配当予想は18円(前期は17円)となる。株式分割を実施することで投資単位当たりの金額を引き下げ、より投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図る。 ■レナサイエンス <4889> 1,997円 +71 円 (+3.7%) 本日終値 レナサイエンス<4889>は3日続伸。26日の取引終了後、局所進行非小細胞肺がんに対する初回標準治療である化学放射線療法と免疫チェックポイント阻害薬による地固め療法について、PAI-1阻害薬「RS5614」併用療法の治験に関する契約を同日に締結したと発表しており、買い材料となった。広島大学をはじめとする12医療機関と次相医師主導治験として2026年4月から30年3月にかけて実施する。レナによると、化学放射線治療中のがんの進行や放射線治療による肺障害の発生で免疫チェックポイント阻害薬へ到達できない症例が一定数存在しており、初回標準治療における地固め療法の効果増強、治療に伴う肺障害の抑制を達成する治療方法の開発が求められているという。 ■パレモ・HD <2778> 137円 +4 円 (+3.0%) 本日終値 パレモ・ホールディングス<2778>はしっかり。26日取引終了後、月次動向を発表した。子会社パレモの11月の既存店売上高は前年同月比1.9%増と、2カ月ぶりにプラスに転換した。前年に比べ早い段階で気温が低下したことから冬物商品が好調に推移。キャラクターコラボの生活雑貨なども堅調だった。全社ベースでは同3.3%減だった。 ●ストップ高銘柄 プライム・ストラテジー <5250> 1,321円 +279 円 (+26.8%) ストップ高 本日終値 免疫生物研究所 <4570> 2,619円 +500 円 (+23.6%) ストップ高 本日終値 Link-Uグループ <4446> 1,117円 +150 円 (+15.5%) ストップ高 本日終値 など、6銘柄 ●ストップ安銘柄 Amazia <4424> 555円 -150 円 (-21.3%) ストップ安 本日終値 以上、1銘柄 株探ニュース
