株価指数先物【昼】 5万円台回復も25日線水準では強弱感対立
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日経225先物は11時30分時点、前日比530円高の5万0210円(+1.06%)前後で推移。寄り付きは5万0090円と、シカゴ日経平均先物清算値(5万0110円)にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まった。現物の寄り付き時につけた4万9950円を安値にロングの動きが強まり、中盤にかけて5万0350円まで上げ幅を広げた。ただ、買い一巡後は膠着感が強まり、終盤にかけては5万0180円~5万0280円辺りでの保ち合いを継続。 米国市場の流れを引き継ぐ形で買いが先行し、中盤にかけての上昇により25日移動平均線(5万0250円)を突破する場面もみられた。買い一巡後は、同線を挟んで強弱感が対立していることで保ち合いが続いている。25日線が支持線として意識されてくるようだとショートカバーを誘う動きに向かわせそうだが、海外勢のフローが限られていることもあり、ショートカバーを狙ったロングの動きも限られそうだ。 NT倍率は先物中心限月で14.87倍に上昇した。一時14.89倍をつける場面もみられ、ボリンジャーバンドの-1σ(14.90倍)に接近している。同バンドを明確に上抜けてこないと、NTショートを巻き戻す動きはそれほど強まらないだろう。 株探ニュース
