外為サマリー:株高を手掛かりに一時156円30銭台に下げ渋る

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為替

 26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=156円25銭前後と前日の午後5時時点に比べ40銭弱のドル安・円高となっている。

 25日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円05銭前後と前日に比べ85銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日に発表された米経済指標が低調で、米利下げ観測が一段と強まったことから一時155円80銭まで下押した。

 この流れを引き継ぐかたちで、この日の東京市場もドル売り・円買いが先行。米景気の減速懸念に加え、米連邦準備理事会(FRB)次期議長の有力候補にハセット国家経済会議(NEC)委員長が浮上したことからFRBが米政権の意向をくんだ利下げ路線を取るとの思惑が広がっていることがドルの重荷となっているようだ。ただ、日経平均株価の続伸を手掛かりとしたリスク選好的なドル買い・円売りもみられており、午前9時50分ごろには156円34銭まで下げ渋る場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1568ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0045ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=180円75銭前後と同30銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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