アドテストは強弱観対立もやや買い優勢、米エヌビディアのAI半導体シェア低下の可能性は警戒材料

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 アドバンテスト<6857.T>は強弱観対立もやや買い優勢、1万9000円台前半で売り買いを交錯させている。前週末に2500円あまりの急落をみせ25日移動平均線を下回るとともに5日・25日移動平均線のデッドクロスを示現した。3連休明けとなった前日は戻り足に転じ、きょうも前日の米株高を拠りどころにその流れを引き継ぎたいところだが、上値は重い状況だ。米国株市場ではエヌビディア<NVDA>が急落している。グーグル開発のAI半導体にGPUの商品シェアを食われる可能性が警戒されるなか、エヌビディア向けに半導体検査装置を納入するアドテストにとっても逆風材料として意識されやすい。信用買い残が直近増加傾向にあり、株式需給関係が買い長に傾斜していることもネガティブに作用する。

出所:MINKABU PRESS

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