25日の米株式市場の概況、NYダウ664ドル高 12月利下げ観測強まる

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 25日の米株式市場では、NYダウが前日比664.18ドル高の4万7112.45ドルと3日続伸した。この日公表された9月の米小売売上高の伸びが市場予想を下回った。9月の卸売物価指数は、食品・エネルギーを除くコアの前月比の伸びは小幅なものとなり、11月の消費者信頼感指数は大幅に低下した。一連の経済指標を受けて12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が強まり、株式相場を支援した。

 セールスフォース<CRM>やホーム・デポ<HD>、メルク<MRK>が買われ、ウォルマート<WMT>やナイキ<NKE>が堅調推移。レディット<RDDT>やズィム・インテグレイティッド・シッピング・サービシズ<ZIM>、ウルフスピード<WOLF>が株価水準を大きく切り上げ、メーシーズ<M>とコールズ<KSS>、アバクロンビー&フィッチ<ANF>が急伸した。一方、シェブロン<CVX>が冴えない展開。サークル・インターネット・グループ<CRCL>やオクロ<OKLO>が下値を探った。

 ナスダック総合株価指数は153.58ポイント高の2万3025.59と3日続伸した。メタ・プラットフォームズ<META>やアルファベット<GOOG>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が値を上げ、ブロードコム<AVGO>がしっかり。テラウルフ<WULF>やシンボティック<SYM>、ドラフトキングス<DKNG>が大幅高となった。半面、エヌビディア<NVDA>とアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、ネットフリックス<NFLX>が軟調。ストラテジー<MSTR>やオンダス・ホールディングス<ONDS>、スーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>が値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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