アトミクス、今期経常を12%下方修正、配当は3円増額
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アトミクス <4625> [東証S] が11月25日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。26年3月期の連結経常利益を従来予想の4.8億円→4.2億円(前期は3.6億円)に12.0%下方修正し、増益率が32.3%増→16.4%増に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の3.1億円→8.1億円(前期は2.2億円)に2.6倍上方修正し、増益率が36.0%増→3.6倍に拡大し、9期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億円→1.4億円(前年同期は2.5億円)に28.2%減額し、減益率が20.2%減→42.6%減に拡大する計算になる。 同時に、期末一括配当を従来計画の17円→20円(前期は17円)に増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 売上高は前回予想と変わりはありませんが、営業利益、経常利益は外形標準課税、人件費や不要品の廃棄等による費用の増加により前回予想を下回る見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益は、特別利益(固定資産売却益)の計上により前回予想を上回る見込みです。以上の状況を勘案し、上記のように通期の業績予想を修正します。 当社の配当政策は、株主の皆様への利益還元や株主資本の充実を経営上の重要課題として捉えるとともに、将来の事業展開や戦略上必要な投資に備えて利益の一部を内部留保資金とすることで経営基盤や財務体質の強化を図り、継続的で安定的な配当を行うことを配当政策の基本方針としています。当期においては多額な固定資産売却益が発生したため、その一部を株主の皆様へ還元する目的で配当を増額修正しています。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
