外為サマリー:156円70銭近辺の円高に振れる、日米金融当局者の発言に関心

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為替

 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=156円69銭前後と前週末21日午後5時時点に比べ4銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=180円55銭前後と同30銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、午前8時30分時点では156円90銭台で推移していたが、午前10時にかけ156円70銭前後のドル安・円高方向に振れた。前週末21日にウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁が追加利下げを示唆したほか、週明け24日も米連邦準備制度理事会(FRB)高官から利下げを支持する姿勢が示された。一方、日銀の増一行審議委員が利上げ判断に対して「近づいている」と発言したと伝えられた。市場には政府・日銀による為替介入に対する警戒感も台頭するなか、円高方向を試す動きとなっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1522ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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