ソフト99、今期経常を一転3%増益に上方修正・最高益、配当も無配→47円実施へ

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決算

 ソフト99コーポレーション <4464> [東証S] が11月21日大引け後(16:30)に業績・配当修正を発表。26年3月期の連結経常利益を従来予想の38.2億円→43.5億円(前期は42.2億円)に13.9%上方修正し、一転して2.9%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の17.5億円→22.8億円(前年同期は23.1億円)に30.3%増額し、減益率が24.5%減→1.7%減に縮小する計算になる。

 従来無配としていた今期の年間配当は47円(前期は43円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  足元の経営環境は堅調な状況にあり、特にポーラスマテリアルセグメントにおいては半導体をはじめとしたデジタル関連全体の市場拡大を受け、今後も良好な推移を続けると見込まれます。また、ファインケミカルセグメントの一般消費者向け販売ではガラスケア新製品の積極的な導入が進むことが見込まれ、サービスセグメント・不動産関連セグメントが堅調に推移することから当初の予想を上回ることを想定しております。 利益面においては、基幹システム更新関連費用が当初の想定通りに発生するものの、ファインケミカルセグメントでのガラスケア製品の販売好調継続やポーラスマテリアルセグメントの産業分野を中心とした利益率の高い製品の販売好調が継続することで増益に寄与すると想定しております。これらを踏まえた上で、通期連結業績予想の上方修正を行っております。当社は今後も「生活文化創造企業」の経営理念の下、他にない製品やサービスの開発と事業化に努めてまいります。※ 上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来業績に影響を与える不確実な要因に係る一定の前提に基づいています。実際の業績等は、今後様々な要因によって異なる可能性があります。

 当社は、2025年8月6日付で公表いたしました「2026年3月期配当予想の修正(無配)及び株主優待制度の廃止に関するお知らせ」に記載のとおり、同日開催の取締役会において、同日付で別途公表いたしました「MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」に記載された、堯アセットマネジメント株式会社による当社の普通株式に対する公開買付け(以下「本公開買付け」といいます。)が成立することを条件に、2026年3月期の中間配当及び期末配当を行わないことを決定しておりました。しかしながら、2025年11月14日付で公表いたしました「堯アセットマネジメント株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果に関するお知らせ」に記載のとおり、本公開買付けが不成立となったことに伴い、本日開催の取締役会において、2025 年 9 月 30 日を基準日とする剰余金の配当(中間配当)を行うことを決議し、2026年3月期の期末配当の配当予想を下記のとおり修正いたしましたので、お知らせいたします。

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