リブセンス、今期経常を赤字拡大に下方修正
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リブセンス <6054> [東証S] が11月21日後場(14:00)に業績修正を発表。25年12月期の連結経常損益を従来予想の1億円の赤字→3億2000万円の赤字(前期は2億6000万円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3500万円の黒字→1億8500万円の赤字(前年同期は3800万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 アルバイト求人サイト「マッハバイト」では、大手顧客の取引拡大・新規顧客群の開拓を事業拡大の重点戦略と位置付け、集客広告の先行投資による大手顧客の信頼獲得と取引拡大のサイクルを推進してきました。しかしながら、当連結会計年度において・採用決定者へのお祝い金(マッハボーナス)の提供を終了した影響が当社の想定以上に大きかったこと・競合他社の動向によりアルバイト求人市場において広告費の高騰や案件当たり売上高の低下が起きたことなどから、広告による集客~応募獲得~取引拡大のサイクルにおいて、収益性が大きく低下しました。加えて、不動産情報サイト「IESHIL(イエシル)」における買取再販事業において、一部売却物件の決済が来期の見込みとなったことなども踏まえ、売上高および営業利益の見通しを修正しました。なお、親会社株主に帰属する当期純利益については、後述の特別利益の計上額が未定であることから非開示としました。●特別利益(投資有価証券売却益)の発生見込み当社は、2014年2月より、PRONI株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 CEO 柴田大介、代表取締役 Founder 栗山規夫、旧社名「株式会社ユニラボ」、以下「PRONI」)と「アイミツ(現 PRONIアイミツ)」を共同運営していました。「PRONIアイミツ」の事業成長をさらに加速するため、2018年10月末日をもって同サービスの共同運営を終了し、PRONIの単独運営とするとともに、当社はPRONI株式の一部を譲受け、株主として「PRONIアイミツ」およびPRONIの成長を支援してきました。PRONIが2025年11月20日付で東京証券取引所グロース市場への新規上場を承認されたことに伴い、当社が保有するPRONI株式(234,800株)の売出を行う予定です。本売出により、当連結会計年度において投資有価証券売却益を計上する見込みです。なお、現時点においては売出価格が未定のため、特別利益への計上額については、確定次第速やかに開示します。●役員報酬の減額業績の大幅な悪化見通しを受け、経営責任の明確化を目的として、下記のとおり報酬の減額を行います。(1)役員報酬減額の内容代表取締役社長 村上太一 月額役員報酬の30%取締役 桂大介 月額役員報酬の30%(2)減額期間2026年1月~2026年3月(3ヶ月間)(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
