米外為市場サマリー:米労働市場の底堅さが意識され一時157円90銭近辺まで上伸

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為替

 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円47銭前後と前日と比べて30銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=181円56銭前後と同25銭程度のユーロ高・円安だった。

 米労働省は20日、政府機関の閉鎖で延期されていた9月の雇用統計を公表し、非農業部門の就業者数が前の月から大幅に増えたことが分かるとドル買いで反応。失業率が予想に反して上昇したことで伸び悩む場面もあったが、同省が発表した9~15日の新規失業保険申請件数が市場予想を下回り、米労働市場の底堅さが示されたことがドルの支えとなった。ドル円相場は157円89銭まで上伸したあとは一服商状となったが、日本の財政悪化懸念を背景に円が売られやすいことなどから堅調地合いを維持した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1528ドル前後と前日に比べて0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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