住友ファーマが急騰、高市政権の戦略分野「創薬・先端医療」のキーカンパニーで海外マネー誘引の思惑

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 住友ファーマ<4506.T>が急騰、一時13.4%高の2765円まで駆け上がる場面があった。今月上旬にマドを開けて買われて以降、機関投資家とみられる継続的な実需買いが観測され、特に前週11日からきょうまでの8営業日で陰線を形成した日はわずか1日しかない。高市政権が重点投資の対象に掲げる17の戦略分野には「創薬・先端医療」が含まれており、再生医療分野など次世代医薬で高い技術力を有する企業にマーケットの視線が向いている。住友ファーマは中枢神経領域に優位性を持つ医薬品会社だが、iPS細胞関連の研究でも先駆しているほか、売り上げの8割を海外で占めるグローバル企業であり、外国人投資家の目にもとまりやすい。一方、外国人持ち株比率は現状で13%強にとどまり、国内大手製薬メーカーと比較しても大幅に低いことから、海外資金による組み入れ競争の動きが株価上昇を助長しているとの見方もある。

出所:MINKABU PRESS

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