桜島埠が商い膨らませ急上昇、高市国策関連でPBR0.5倍はイレギュラー水準

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 櫻島埠頭<9353.T>が商いを膨らませ急上昇、5日移動平均線を離れ25日移動平均線との上方カイ離を解消する展開。早晩5日・25日線のゴールデンクロスが予想されるなか、買い意欲が活発化している。大阪港を拠点に港湾運送や倉庫事業などを展開し、石炭・コークスなど輸入燃料の受け入れや保管、需要家納入を行うが、ばら積み・液体貨物の輸送で実績が高い。今後、日本維新の会が掲げる「副首都構想」のシナリオ進展に伴い、「同社が有する含み資産拡大への思惑が増幅されている」(中堅証券ストラテジスト)とするが、これを抜きにしても、現在のPBRは会社解散価値の半分である0.5倍前後とイレギュラーに近い水準であり株価訂正高余地が大きい。高市政権が17の戦略分野として重点投資の対象に掲げる「港湾ロジスティクス」は文字通り同社のテリトリーであり、国策を背景に活躍機会が高まるとの見方も追い風となっている。

出所:MINKABU PRESS

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