電通グループ、今期最終を赤字縮小に上方修正

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決算

 電通グループ <4324> [東証P] が11月14日大引け後(15:45)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終損益は615億円の赤字(前年同期は15.1億円の黒字)に転落した。
 しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の754億円の赤字→529億円の赤字(前期は1921億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の17.5億円の赤字→207億円の黒字(前年同期は1977億円の赤字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終損益は121億円の黒字(前年同期は40.5億円の赤字)に浮上し、売上営業利益率は前年同期の0.9%→8.8%に急改善した。

株探ニュース

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