話題株ピックアップ【夕刊】(2):ビジョン、バリューHR、ケイアイ不
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■ビジョン <9416> 1,268円 +104 円 (+8.9%) 本日終値 13日に決算を発表。「7-9月期(3Q)経常は14%増益、今期配当を5円増額修正」が好感された。 ビジョン <9416> [東証P] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。25年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比8.7%増の47.5億円に伸びたが、通期計画の64.4億円に対する進捗率は73.7%にとどまり、5年平均の82.6%も下回った。同時に、今期の年間配当を従来計画の45円→50円(前期は27円)に増額修正した。 ■バリューHR <6078> 1,858円 +128 円 (+7.4%) 本日終値 13日に発表した「2.62%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。 発行済み株式数(自社株を除く)の2.62%にあたる70万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月14日から26年3月31日まで。 ■ケイアイスター不動産 <3465> 5,660円 +380 円 (+7.2%) 本日終値 13日に決算を発表。「上期経常が72%増益で着地・7-9月期も69%増益」が好感された。 ケイアイスター不動産 <3465> [東証P] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比71.6%増の103億円に拡大し、通期計画の200億円に対する進捗率は51.9%に達し、5年平均の43.0%も上回った。 ■ジャパンエン <6016> 12,350円 +730 円 (+6.3%) 本日終値 13日に決算を発表。「上期経常が9%増益で着地・7-9月期も21%増益」が好感された。 ジャパンエンジンコーポレーション <6016> [東証S] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比9.2%増の35.3億円に伸び、通期計画の58.5億円に対する進捗率は60.5%に達し、5年平均の39.3%も上回った。 ■インフロニア <5076> 1,919.5円 +113.5 円 (+6.3%) 本日終値 インフロニア・ホールディングス<5076>は後場上げ幅を拡大。午前11時30分ごろ、26年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆1310億円から1兆1330億円(前期比33.7%増)へ、営業利益を696億円から715億円(同51.6%増)へ、純利益を510億円から554億円(同70.9%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を48円から55円へ引き上げ年間配当予想を85円(前期60円)としたことが好感された。国内建築工事における追加工事の獲得に加えて、三井住友建設の経営統合効果などを織り込んだ。同時に発表した9月中間期決算は、売上高4245億600万円(前年同期比11.5%増)、営業利益236億9500万円(同65.2%増)、純利益245億5800万円(同3.0倍)だった。建築、土木、舗装、インフラ運営の各事業で売上高が伸長。投資資産の評価益計上なども寄与した。 ■横浜FG <7186> 1,228.5円 +72 円 (+6.2%) 本日終値 13日に決算を発表。「今期経常を4%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額」が好感された。 横浜フィナンシャルグループ <7186> [東証P] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比23.9%増の795億円に伸びた。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の34円→37円(前期は29円)に増額修正した。 同時に発表した「3.26%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。 発行済み株式数(自社株を除く)の3.26%にあたる3700万株(金額で300億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月14日から26年3月31日まで。 ■第一生命HD <8750> 1,219円 +62.5 円 (+5.4%) 本日終値 第一生命ホールディングス<8750>がプラスに転換。午後2時30分ごろ、26年3月期の連結業績予想について、最終利益を3470億円から4000億円(前期比6.9%減)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を24円から27円へ引き上げたことが好感された。第一生命保険において、株価上昇等に伴う有価証券売却益の増加を見込むことなどが要因という。なお、年間配当予想は51円(前期実質34円25銭)としている。 ■横浜ゴム <5101> 6,043円 +307 円 (+5.4%) 本日終値 横浜ゴム<5101>は後場動意。上昇率は一時6%を超え、上場来高値を更新した。同社は14日午後2時、25年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比12.0%増の8771億8900万円、営業利益は同6.9%増の916億5700万円、最終利益は同8.7%増の661億2400万円となった。第3四半期(7~9月)の営業利益は前年同期比約25%増と大幅増益で、売上高、最終利益とともに7~9月期として過去最高となった。タイヤ事業で国内向けや北米のSUV・CUVを中心とした新規納入が増加した。販売価格の見直しも寄与して関税によるマイナスの影響をはねのける形となり、評価した買いを誘ったようだ。 ■INPEX <1605> 3,175円 +159 円 (+5.3%) 本日終値 INPEX<1605>が反発。同社は13日取引終了後、25年12月期の連結純利益を従来予想の3700億円から3900億円(前期比8.7%減)に上方修正することを発表した。主要プロジェクトの操業がおおむね順調に推移したほか、販売数量などを見直した。第3四半期(1~9月)の同利益は2934億1000万円(前年同期比1.4%増)だった。また、8月8日に決議した自社株取得枠を拡大することを発表した。取得株式数の上限を1000万株増やし6000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.01%)とするほか、取得額の上限も200億円増やし1000億円とする。取得期間は1カ月延長して26年1月31日までとする。 ■上組 <9364> 4,969円 +239 円 (+5.1%) 本日終値 13日に決算を発表。「今期経常を一転7%増益に上方修正・最高益更新へ」が好感された。 上組 <9364> [東証P] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比15.0%増の214億円に伸び、従来の3.7%減益予想から一転して増益で着地。併せて、通期の同利益を従来予想の356億円→392億円(前期は366億円)に10.1%上方修正し、一転して6.9%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。 株探ニュース
