ホクト、今期経常を35%上方修正、未定だった配当は2円増配
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ホクト <1379> [東証P] が11月14日後場(15:00)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は3億円の黒字(前年同期は6.3億円の赤字)に浮上し、従来の11.6億円の赤字予想から一転黒字で着地。 併せて、通期の同利益を従来予想の46.5億円→62.8億円(前期は69.5億円)に35.1%上方修正し、減益率が33.1%減→9.7%減に縮小する見通しとなった。 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比21.3%減の59.7億円に減る計算になる。 業績好調に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は52円(前期は50円)実施する方針とした。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は1.6億円の黒字(前年同期は15.6億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.6%→-0.6%に改善した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当第2四半期(中間期)の売上高につきましては概ね前回予想値通りとなりましたが、主力の国内きのこ事業において、販売量は計画を若干下回ったものの単価が堅調に推移した結果、営業利益、経常利益、中間純利益(連結業績においては親会社株主に帰属する中間純利益)が計画を上回ることとなりました。 2026 年3月期通期につきましては、前述の通り第2四半期(中間期)の業績が好調であったことに加えて、足下の第3四半期業績も期初計画以上で推移していることから、これらの影響を織り込み業績予想を修正することといたしました。 当社は、株主の皆様に対する利益還元を重要な政策と位置付けており、経営体質の強化ならびに今後の事業展開に備えるために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当の継続に努めることを基本方針としております。この基本方針を踏まえるとともに、前述の通期業績予想の修正に記載の業績見通しを勘案し、期末配当予想を前期比2円増配の1株あたり42円とし、年間配当予想を1株あたり52円とすることといたしました。(注)上記業績予想及び配当予想の数値につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績及び配当等は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。
