TOPPANが急反発、今期最終利益予想の上方修正で買いを誘う

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 TOPPANホールディングス<7911.T>が急反発した。同社は13日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正した。売上高と営業・経常利益の見通しを引き下げた一方、最終利益予想は従来の見通しを50億円上回る700億円(前期比22.3%減)と、市場の期待値を上回る水準へ引き上げられ、買いを誘う格好となった。コミュニケーションメディアの市場縮小が想定以上に進んだことや、パッケージ事業で新規に連結したTFP事業の立ち上げ一時費用の増加、米国の食品市場の需要減、ToFセンサーの拡販時期の遅れなどが収益押し下げ要因となる半面、構造改革費用の見直しや投資有価証券売却益を踏まえ、最終利益予想を増額した。9月中間期の売上高は8636億1900万円(前年同期比4.3%増)、最終利益は298億9000万円(同9.2%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

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