外為サマリー:一時154円70銭台に上伸するも上値重い
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14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=154円61銭前後と前日の午後5時時点に比べ10銭程度のドル安・円高となっている。 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円56銭前後と前日に比べ20銭強のドル安・円高で取引を終えた。米景気の減速懸念から一時154円13銭まで軟化したものの、米連邦準備理事会(FRB)高官の利下げに慎重な発言が下支えとなり下げ渋った。 この日の東京市場は、前日の米長期金利が上昇したことを手掛かりにドル買い・円売りが先行した。きょうは実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業など実需筋のドル買い需要が意識されやすいこともあり、午前9時10分すぎには154円74銭をつける場面があった。ただ、前日の米株安を受けた日経平均株価の大幅安が重荷で、一段と上値を追う勢いには乏しい。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1633ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=179円85銭前後と同20銭程度のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS
