13日の米株式市場の概況、NYダウ797ドル安 利下げ観測後退で

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 13日の米株式市場では、NYダウが前日比797.60ドル安の4万7457.22ドルと5日ぶり大幅反落。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者のタカ派的な発言が相次いで伝わり、これを受けて12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が後退。米金利が上昇したことを受けてハイテク株が売られ、リスク回避ムードが強まった。

 キャタピラー<CAT>やゴールドマン・サックス・グループ<GS>、JPモルガン・チェース<JPM>が売られ、ウォルト・ディズニー<DIS>が急落。ブルーム・エナジー<BE>やバックト・ホールディングス<BKKT>、コヒレント<COHR>が大幅安となった。半面、シェブロン<CVX>やメルク<MRK>、ナイキ<NKE>がしっかり。ダウ<DOW>が値を上げ、シールド・エアー<SEE>が急伸した。
 
 ナスダック総合株価指数は536.11ポイント安の2万2870.35と3日続落した。エヌビディア<NVDA>やアルファベット<GOOG>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が軟調推移。テスラ<TSLA>が下値を探り、パランティア・テクノロジーズ<PLTR>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が株価水準を切り下げたほか、ウェブトゥーン・エンターテインメント<WBTN>やビットディア・テクノロジーズ・グループ<BTDR>が急落した。一方、メタ・プラットフォームズ<META>が小じっかり。シスコシステムズ<CSCO>が買われ、セレブライトDI<CLBT>やファイアフライ・エアロスペース<FLY>が大幅高となった。

出所:MINKABU PRESS

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