キッズバイオ、今期営業を3億円の赤字~6億円の赤字に上方修正
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キッズウェル・バイオ <4584> [東証G] が11月13日大引け後(16:00)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業損益は2.1億円の黒字(前年同期は2.6億円の赤字)に浮上して着地した。 併せて、通期の同損益を従来予想の10億円の赤字~17億円の赤字→3億円の赤字~6億円の赤字に上方修正した。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結営業損益は0.3億円の黒字(前年同期は1億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-8.2%→2.0%に急改善した。 ※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当社はバイオシミラー事業において、パートナー製薬企業による需要予測に基づき、CDMOでの製造計画や納品の管理・調整を行い、バイオシミラー原薬等の安定供給に努めております。同事業に関しては引き続き堅調な需要が見込まれる中、かかる原薬等の製造・納品計画の通期見通しが一定程度明確になったことに加え、一部バイオシミラー原薬等のパートナー製薬企業に対する供給価格交渉の影響も精査した結果、売上高が当初想定を上回る見込みとなったため、この度当予想レンジを引き上げることといたしました。 また、売上高の上方修正に加えて、研究開発投資等についても関係各所との協議・調整が進んだ結果、期初の想定より費用が削減される見込みとなったため、営業損失の予想レンジも見直しております。 以上、当社は、各種業績予想の前提となる要素について、引き続き関係各所との協議・調整を進め、合理的な見通しが得られ次第、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益を含めたより詳細な業績予想について、速やかに開示を行う方針です。(注)上記予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束するものではありません。実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。
