中越パ、今期経常を一転20%減益に下方修正
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中越パルプ工業 <3877> [東証P] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比48.1%減の15.5億円に落ち込み、従来予想の21億円を下回って着地。 併せて、通期の同利益を従来予想の52億円→41億円(前期は51.1億円)に21.2%下方修正し、一転して19.8%減益見通しとなった。 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比20.3%増の25.4億円に伸びる計算になる。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比28.9%減の15億円に減り、売上営業利益率は前年同期の9.2%→5.3%に大幅悪化した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2026年3月期の業績予想につきましては、国内印刷用紙等の販売数量減少、海外における紙・パルプ市況の下落等により、売上高は前回予想を下回る見込みです。利益においても、上記販売要因の影響により、前回予想を下回る見込みとなりました。 今回の業績予想の修正に伴う配当予想の変更はありません。 なお、今後の配当政策につきましては現在見直しを検討中であり、決定次第公表する予定です。
