ＩＢＪ、今期経常を12％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額

　ＩＢＪ <6071> [東証Ｐ] が11月12日大引け後(15:30)に決算を発表。25年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比50.6％増の29.8億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の30.8億円→34.6億円(前期は25.6億円)に12.3％上方修正し、増益率が20.5％増→35.3％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の19.8億円→15.6億円(前期は15.2億円)に21.5％下方修正し、増益率が30.6％増→2.6％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13億円→16.8億円(前年同期は12.9億円)に29.0％増額し、増益率が0.9％増→30.2％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の8円→10円(前期は8円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比68.9％増の12億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の15.9％→22.8％に大幅上昇した。

株探ニュース