三井海洋は後場急騰し新値追い、FPSO工事順調で通期業績・配当予想を上方修正

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 三井海洋開発<6269.T>は後場急騰し上場来高値を連日で更新した。12日午前0時30分ごろ、25年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を5851億5500万円から6547億6400万円(前期比1.1%減)、最終利益予想を427億円から520億8300万円(同49.4%増)に引き上げた。同時に期末配当予想を20円増額の80円(前期の期末配当は50円)にすると開示。年間配当は140円(前期は年間80円)となる。増益幅拡大の見通しと株主還元姿勢を評価した買いが殺到している。

 浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)は建設工事について当初想定より高い進捗が見込まれるうえ、操業中の設備の稼働も総じて好調。加えて、金利収入も増える。1~9月は売上高が4987億6700万円(前年同期比16.6%増)、最終利益が365億3600万円(同49.6%増)だった。

出所:MINKABU PRESS

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