住友不が5連騰で新高値、分譲マンション好況で今期業績予想増額し自社株買い・株式2分割も発表
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住友不動産<8830.T>が大幅高で5連騰となり、上場来高値を更新している。11日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。最終利益予想について従来の計画を50億円増額して2100億円(前期比9.6%増)に引き上げたほか、自社株買いと株式分割も公表し、ポジティブ視した買いを誘う形となった。 今期の売上高予想は200億円増額して1兆500億円(前期比3.5%増)に修正した。不動産販売事業では分譲マンション市場が好況にあり、期初予想を大きく上回る見通し。不動産賃貸事業も予定通り進捗しているという。また、取得総数1000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.07%)、取得総額300億円を上限とする自社株買いを11月12日から26年3月31日の間に実施するほか、12月31日を基準日として26年1月1日付で1株を2株に分割する。分割後ベースで期末配当予想は22円。分割前のベースでは期末44円、年間86円(従来85円、前期は70円)となる。 出所:MINKABU PRESS
