日本マイクロは大幅続落、第3四半期営業利益31%増益も材料出尽くし感強まる

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 日本マイクロニクス<6871.T>が大幅続落している。11日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算は、売上高504億1200万円(前年同期比29.3%増)、営業利益113億円(同30.7%増)、純利益70億8400万円(同23.3%増)と大幅増収増益で着地したものの、材料出尽くし感から売られているようだ。

 HBMを中心としたDRAM向けプローブカードの高い需要が継続したことで、メモリ向けプローブカードが好調に推移し業績を牽引。また、ノンメモリ向けプローブカードも新規顧客への拡販などが貢献した。一方の検査装置・機器のTE事業は苦戦したものの、プローブカード事業の好調でカバーし大幅増益となった。

 なお、25年12月期通期業績予想は、売上高689億円(前期比23.8%増)、営業利益138億円(同9.8%増)、純利益92億円(同4.4%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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