セイコーGが続伸、26年3月期業績予想及び配当予想を上方修正
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セイコーグループ<8050.T>が続伸している。11日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を3140億円から3180億円(前期比4.3%増)へ、営業利益を235億円から245億円(同15.3%増)へ、純利益を155億円から160億円(同20.1%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を60円から70円へ引き上げ、年間配当予想を130円(前期100円)としたことが好感されている。 ウオッチやクロックなどで構成される主力のエモーショナルバリューソリューション事業(EVS事業)で国内、海外ともに「セイコープロスペックス」、「セイコープレザージュ」、「セイコー5スポーツ」が牽引してセイコーグローバルブランドが堅調に推移したことに加えて、「グランドセイコー」も米国を中心に海外で復調傾向にあることが業績を押し上げる。 なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高1605億2400万円(前年同期比6.3%増)、営業利益168億4900万円(同26.2%増)、純利益124億9800万円(同44.2%増)だった。EVS事業で海外が牽引してウオッチ事業が伸長したほか、和光事業も堅調に推移。電子部品や精密部品などデバイスソリューション事業も売り上げを大きく伸ばした。 出所:MINKABU PRESS
