ミナトHDがカイ気配のまま急上昇、4~9月期営業5割増益達成で通期予想も上振れ期待膨らむ

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 ミナトホールディングス<6862.T>が大量の買い注文に寄り付き商いが成立せず、カイ気配のまま一気に株価水準を切り上げている。産業機器向けメモリーモジュールの製造・販売を主力とするデジタルデバイス事業のほか、デジタル会議システム関連機器の販売、ROM書き込みサービスなどのソリューション分野でも実績が高い。11日取引終了後に発表した26年3月期上期(25年4~9月)決算は営業利益が前年同期比50%増の7億円と大幅な伸びを達成しており、これを材料視する買いを呼び込む格好となった。テレワークソリューション事業やROM書き込みサービスなどが好調で、メモリーモジュールの製造・販売は利益面で前年同期を下回ったものの、メモリー価格の上昇が寄与して想定を上回った。同社の通期営業利益は8億5000万円(前期比11%増)を見込んでいるが、進捗率を考慮して大幅に上振れする公算が大きい。株価は4ケタ大台回復を目指す動きとなっており、2月19日につけた年初来高値1034円も早晩視野に捉える可能性がある。

出所:MINKABU PRESS

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