<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」2位に菱地所
投稿:
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の11日午後2時現在で、三菱地所<8802.T>が「売り予想数上昇」で2位となっている。 10日の取引終了後に9月中間期連結決算を発表しており、売上高7432億400万円(前年同期比15.9%増)、営業利益1075億9000万円(同7.7%増)、純利益580億7100万円(同16.1%増)となった。新規オフィスのリーシングや既存物件の賃料の増額改定、商業・ホテル事業の売り上げなどが総じて好調に推移し増収増益となったが、通期計画に対する営業利益の進捗率が33%にとどまり、また、7~9月期は同6.0%営業減益となったことが、売り予想数の上昇につながっているようだ。なお、26年3月期通期業績予想は、売上高1兆8500億円(前期比17.1%増)、営業利益3250億円(同5.1%増)、純利益1950億円(同3.0%増)の従来見通しを据え置いている。 同時に、5月12日に発表した6000万株(自己株式を除く発行済み株数の4.82%)、または1000億円を上限とする自社株買いについて、取得を終了したと発表した。今回の自社株買いでは3360万5000株を999億9984万円で取得し、その全株式を11月28日に消却する予定だが、追加の自社株買いが発表されなかったことも影響しているようだ。 出所:MINKABU PRESS
