住友大阪、今期経常を23%下方修正

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決算

 住友大阪セメント <5232> [東証P] が11月11日後場(14:30)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比99.3%増の42.3億円に拡大した。
 しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の176億円→136億円(前期は84.7億円)に22.7%下方修正し、増益率が2.1倍→60.5%増に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比29.3%増の93.6億円に伸びる計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比16倍の23.1億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.8%→4.4%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  第2四半期(中間期)では、セメント事業において、国内セメント需要の減少に伴ってセメント国内販売数量が減少したことやコストアップに対応した国内販売価格の値上げ効果の発現が当初計画よりも遅れていることなどから、従来予想に比べ売上高・営業利益が減少いたしました。 通期においても、第2四半期(中間期)と同様、セメント事業におけるセメント国内販売の減少や国内販売価格の値上げ効果の発現が遅れることが見込まれることなどから、売上高・損益とも従来予想を下回る見込みとなりました。(注) 上記業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

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