ピーエス、今期経常を22%上方修正、配当も22円増額

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決算

 ピーエス・コンストラクション <1871> [東証P] が11月11日後場(14:00)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比18.5%増の68億円に伸びた。
 併せて、通期の同利益を従来予想の94億円→115億円(前期は122億円)に22.3%上方修正し、減益率が23.3%減→6.1%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比27.8%減の47億円に減る計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の80円→102円(前期は72円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比35.6%増の43.2億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の9.6%→11.2%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1.個別業績予想売上高につきましては、手持工事の進捗及び設計変更獲得により期首公表予想1,304億円から30億円増加する見込みであります。経常利益につきましては、主に土木事業で設計変更の獲得と原価改善があり、期首公表予想83億円から17億円、当期純利益は58億円から14億円それぞれ増加となる見込みであります。2.連結業績予想連結業績予想につきましては、主に個別業績予想の修正に伴うものであります。売上高は期首公表予想1,420億円から40億円、営業利益は95億円から22億円、経常利益は94億円から21億円、親会社株主に帰属する当期純利益は62億円から17億円、それぞれ増加する見込みであります。

 当社は、株主の皆様への配当政策を最重要課題の一つとして位置付けており、健全な経営基盤を維持するための内部留保を確保しつつ、継続的かつ安定的な配当を実施していくことを基本方針としております。また、「中期経営計画2025(2025年度~2027年度)において、株主還元策として配当性向は単年度で60%以上を目指しており、上記基本方針とともに重視しております。この基本方針及び株主還元策のもと、2026年3月期における期末配当につきましては、当期業績等を勘案し、前回予想の1株当たり40円から22円増配し62円といたします。中間配当40円と合わせた1株当たり年間配当予想は102円となり、この結果、今年度の年間配当性向は60.4%となる見込みです。※上記に記載した予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

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