日製鋼が大幅続伸、産業機械伸長し上期営業利益は47%増

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 日本製鋼所<5631.T>が大幅続伸している。10日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高1356億6200万円(前年同期比25.3%増)、営業利益121億9200万円(同47.1%増)、純利益100億9200万円(同67.9%増)と大幅な増収増益で着地したことが好感されている。

 豊富な受注残を背景に、樹脂製造・加工機械、成形機、防衛関連機器などの産業機械事業が伸長し業績を牽引した。一方、受注高は米国関税政策に端を発する投資の手控えなどにより樹脂製造・加工機械をはじめ産業機械が減少したが、高効率火力発電及び原子力発電向けの旺盛な需要を背景に素形材の受注が大幅に伸長した。

 なお、26年3月期通期業績予想は、売上高2900億円(前期比16.7%増)、営業利益245億円(同7.3%増)、純利益185億円(同3.0%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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