京急が通期最終益予想を引き上げ、年間配当は12円増額へ

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 京浜急行電鉄<9006.T>は10日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。売上高予想を前回予想の3050億円から3000億円(前期比2.1%増)とした一方、最終利益予想は233億円から310億円(同27.6%増)に引き上げた。最終利益は減益予想から一転、増益を見込む。同時に年間配当予想は中間・期末各17円の年34円から中間・期末各23円の年46円(前期は26円)に増額すると開示した。

 9月中間期は前回予想から上振れして着地。売上高が1425億6500万円(前年同期比1.1%増)、営業利益が185億5600万円(同2.3%減)、最終利益が152億5700万円(同11.7%増)だった。不動産事業が減収・営業減益だったものの、レジャー・サービス事業や交通事業が増益。最終利益には特別利益として品川駅西口基盤整備事業に基づく国道用地の譲渡に伴う固定資産売却益を計上しており、通期業績予想の引き上げにもつながった。一方、通期の売上高予想は不動産事業における賃貸オフィス売却時期及び分譲マンション販売計画の見直しなどにより下方修正した。

出所:MINKABU PRESS

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