話題株ピックアップ【夕刊】(2):マネックスG、カチタス、アイフル
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■マネックスグループ <8698> 759円 +69 円 (+10.0%) 本日終値 7日に決算を発表。「7-9月期(2Q)最終は71%増益、今期配当を0.2円増額修正」が好感された。 マネックスグループ <8698> [東証P] が11月7日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比12.3%増の45.4億円に伸びた。同時に、今期の年間配当を従来計画の30.4円→30.6円(前期は40.3円)に増額修正した。 ■カチタス <8919> 2,794円 +251 円 (+9.9%) 本日終値 カチタス<8919>が3日続伸。同社は7日取引終了後、26年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の162億円から178億円(前期比25.2%増)に引き上げた。売上高予想も1460億円から1475億円(同13.9%増)に上方修正。新築住宅の取引価格が高騰するなか、グループが提供する中古住宅の価格競争力が向上していることが主な要因だとしている。また、中間配当と期末配当をそれぞれ従来計画比4円増額の39円にすることもあわせて発表。これにより年間配当は78円(前期は56円)となる。 ■アイフル <8515> 498円 +44 円 (+9.7%) 本日終値 アイフル<8515>が急反発し年初来高値を更新。前週末7日の取引終了後に集計中の9月中間期連結業績について、売上高が従来予想の1027億円から1044億円(前年同期比14.4%増)へ、営業利益が116億円から167億円(同84.8%増)へ、純利益が91億円から126億円(同75.3%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。堅調な資金ニーズを背景にローン事業やクレジット事業、信用保証事業が順調に拡大したことに加えて、回収環境の良化による貸倒関連費用のほか、人件費などの一般管理費が計画比で減少した。 ■IDEC <6652> 2,480円 +215 円 (+9.5%) 本日終値 7日に決算を発表。「上期経常が99%増益で着地・7-9月期も2.4倍増益」が好感された。 IDEC <6652> [東証P] が11月7日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比98.8%増の29億円に拡大し、通期計画の50.2億円に対する進捗率は57.9%に達し、5年平均の49.9%も上回った。 ■グローリー <6457> 3,979円 +305 円 (+8.3%) 本日終値 グローリー<6457>は大幅高。この日午後3時ごろ、26年3月期連結業績予想について売上高を据え置いた一方、営業利益を215億円から240億円(前期比34.7%減)へ上方修正すると発表した。国内外ともに人件費高騰や人手不足に伴う省人化、業務効率化のニーズが継続し、セルフ型製品の販売が堅調に推移する見通し。これを好感した買いが入った。 ■物語コーポレーション <3097> 4,230円 +310 円 (+7.9%) 本日終値 物語コーポレーション<3097>が続急伸。前週末7日の取引終了後に発表した第1四半期(7~9月)連結決算が、売上高355億9900万円(前年同期比19.6%増)、営業利益27億3300万円(同15.6%増)、純利益19億1800万円(同45.8%増)と2ケタ増収増益となったことが好感された。平日夜・ランチ帯を中心とした来客数の減少により焼肉業態の既存店売上高は前年割れとなったものの、商品・サービス力の強化を軸に価格改定を実施したラーメン業態の既存店売上高が前年同期比6.9%増と大きく伸長したことが業績を牽引した。また、海外16店舗を含む30店舗の新規出店も寄与した。なお、26年6月期通期業績予想は、売上高1471億5900万円(前期比18.7%増)、営業利益107億7100万円(同16.5%増)、純利益74億1600万円(同20.4%増)の従来見通しを据え置いている。 ■東洋紡 <3101> 1,223円 +89 円 (+7.9%) 本日終値 東洋紡<3101>が後場大幅高。午後1時ごろ、26年3月期の連結業績予想について、営業利益を210億円から230億円(前期比38.1%増)へ、純利益を45億円から65億円(同3.2倍)へ上方修正したことが好感された。包装用フィルム事業の荷動きが悪化したことから、売上高は4400億円から4250億円(同0.7%増)へ下方修正したものの、新設備の生産性の改善を進めた結果、収益が改善していることに加えて、セラミックコンデンサ用離型フィルムの販売拡大や液晶偏光子保護フィルム「コスモシャインSRF」が強い需要に支えられて堅調に推移していることなどが寄与する。なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高2040億1600万円(前年同期比2.5%減)、営業利益117億9000万円(同70.1%増)、純利益57億3200万円(同50.3倍)だった。 ■東京計器 <7721> 6,150円 +440 円 (+7.7%) 本日終値 7日に決算を発表。「今期経常を4%上方修正」が好感された。 東京計器 <7721> [東証P] が11月7日大引け後(16:00)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比29倍の8.2億円に急拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の39.1億円→40.6億円(前期は50億円)に3.8%上方修正し、減益率が21.8%減→18.8%減に縮小する見通しとなった。 ■アイ・ピー・エス <4390> 3,100円 +218 円 (+7.6%) 本日終値 7日に決算を発表。「上期経常は46%増益で上振れ着地」が好感された。 アイ・ピー・エス <4390> [東証P] が11月7日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比45.7%増の23.1億円に拡大し、従来予想の18億円を上回って着地。 ■デンカ <4061> 2,435.5円 +169.5 円 (+7.5%) 本日終値 デンカ<4061>は大幅高。約2カ月ぶりに年初来高値を更新した。この日午前11時ごろ、上期(4~9月)連結決算を発表。売上高は1966億9900万円(前年同期比1.2%減)、営業利益は97億4000万円(同3.8%増)だった。電子・先端プロダクツ部門で販売数量が想定よりも増加し、従来予想(売上高1950億円、営業利益70億円)から上振れして着地した。これが好感された。 株探ニュース
