古河電がマイナスに転じる、上期は2ケタ増益で着地も材料出尽くし感

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 古河電気工業<5801.T>が後場マイナスに転じている。午後2時ごろに発表した9月中間期連結決算は、売上高6106億5800万円(前年同期比7.1%増)、営業利益193億5700万円(同10.3%増)、純利益129億4700万円(同15.7%増)と2ケタ増益となったものの、材料出尽くし感から売られているようだ。

 情報通信分野で光ファイバ・ケーブル、光部品などデータセンター関連製品が増産投資の効果もあって順調に拡大し業績を牽引。またデータセンター向け放熱・冷却システムなども伸長した。一方で、自動車向け電池の減少やエネルギーインフラ事業における採算性の悪化、為替・銅価の影響はあったものの、売り上げ増により吸収した。

 なお、26年3月期通期業績予想は、売上高1兆2000億円(前期比0.1%減)、営業利益530億円(同12.5%増)、純利益360億円(同7.9%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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