大同信がS高、26年3月期業績予想及び配当予想を上方修正

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 大同信号<6743.T>がストップ高の715円に上昇し1994年8月以来31年3カ月ぶりの高値となっている。前週末7日の取引終了後に、26年3月期の連結業績予想について、売上高を240億円から244億円(前期比11.3%増)へ、営業利益を13億円から18億円(同56.2%増)へ、純利益を8億5000万円から13億円(同15.7%減)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を15円から25円(前期15円)へ引き上げたことが好感されている。

 主な顧客である鉄道事業者における設備投資の回復基調継続などを背景に受注環境が改善していることに加えて、原価低減の取り組みが寄与する。また、投資有価証券売却益5300万円を計上することなども最終利益を押し上げる。

 なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高113億1900万円(前年同期比18.3%増)、営業利益9億3700万円(同2.6倍)、純利益7億500万円(同8.5%減)だった。電子連動装置、ATC(自動列車制御装置)などのシステム製品や、軌道回路、リレーなどのフィールド製品が伸長し業績を牽引した。

出所:MINKABU PRESS

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