イメージワン、前期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で76%の赤字

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決算

 イメージ ワン <2667> [東証S] が11月7日大引け後(17:00)に業績修正を発表。25年9月期の最終損益(非連結)を従来予想の3.8億円の赤字→5.5億円の赤字(前の期は8.8億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前の期末の純資産を76.1%毀損する規模となった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の最終損益も従来予想の1.4億円の赤字→3.1億円の赤字(前年同期は4.9億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高については、ヘルスケアソリューション事業では、災害医療、へき地医療、感染症対策など、幅広い医療ニーズに対応する医療車両システム「Medical-ConneX(メディカル・コネクス)(シーメンスヘルスケア株式会社登録商標)」を2023年11月に取得し、商品及び製品として計上しました。その後、約2年にわたって販売活動を行ってきましたが、販売先が確約出来ていないことを鑑み、予想を下回る見込みとしております。地球環境ソリューション事業においては、太陽光発電所の大型売却案件を獲得出来なかったことにより予算を大きく下回る見通しとしております。営業利益についても、上記記載の案件の獲得に至らなかったことで、売上総利益が減少した影響を受け、業績予想を下回る見込みとなります。経常利益については、アリスタゴラVCイスラエル・テクノロジーL.P.(ファンド)への出資金残高の評価について、投資事業組合運用損14,616(千円)を営業外費用に計上することにより下回る見込みとなります。以上の理由により、2025年9月期の通期業績予想に関しましては、2025年8月13日に公表した業績予想数値を下回る見通しとなりました。(注)上記の予想は、本資料の公表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因によってこれらの予想数値と異なる可能性があります。

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