セイファート、今期経常を一転赤字に下方修正
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セイファート <9213> [東証S] が11月7日大引け後(16:30)に業績修正を発表。25年12月期の連結経常損益を従来予想の6700万円の黒字→9900万円の赤字(前期は2800万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の6500万円の黒字→1億0100万円の赤字(前年同期は5900万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2025年12月期の通期連結業績予想につきましては、「教育(その他)サービス」における英国からの来日研修を多数実施した「海外研修」が大きく伸長しましたが、「広告求人サービス」における中途美容師向け求人サイト「re-quest/QJ navi」において、応募件数獲得のペースが想定を下回っており、美容室経営企業の掲載件数が伸び悩んだこと、及び掲載単価の低下等により、売上高は前回発表予想を下回る見込みであります。「re-quest/QJ navi」は、前下半期より実施しておりますSEO対策等の効果によって、当下半期より応募件数が増加し、伴って掲載件数増加、及び掲載単価向上を見込んだ予想をしておりました。しかしながら、当第3四半期にて実績との乖離が大きくなり、期首予想を大きく下回る見込みとなりました。 利益面につきましても、売上総利益率の高い「re-quest/QJ navi」の売上高の減少に伴い、営業利益、経常利益ともに前回発表予想を下回る見込みであります。また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、税金等調整前当期純利益の減少に加え、繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、前記のとおりとなる見込みであります。引き続き「re-quest/QJ navi」を中心とした既存事業の改善、及び「海外研修」や「beauqet」等の成長戦略の推進に注力し、業績の回復に鋭意努めてまいります。また、現在取組んでいる資本政策につきましても、積極的に推進してまいる所存であります。
