古河機金、今期経常を15%上方修正
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古河機械金属 <5715> [東証P] が11月7日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比83.7%増の62.9億円に拡大し、従来予想の46億円を上回って着地。 併せて、通期の同利益を従来予想の82億円→94億円(前期は97億円)に14.6%上方修正し、減益率が15.5%減→3.1%減に縮小する見通しとなった。 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比50.6%減の31億円に大きく落ち込む計算になる。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比8.0倍の23.8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.6%→3.6%に改善した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当中間会計期間においては、子会社からの受取配当金の増加を主因として、売上高および営業利益は、業績予想値を上回りました。これに加え、営業外収益に為替差益ほかを計上し、特別利益に政策保有株式の一部売却を主とする投資有価証券売却益ほかを計上した結果、経常利益および中間純利益についても、業績予想値を上回りました。 通期においては、当中間会計期間までの実績に加えて、政策保有株式の更なる売却を見込み、業績予想を上方修正しています。(注)本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
