守谷輸送機、今期経常を22%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も9円増額
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守谷輸送機工業 <6226> [東証S] が11月7日後場(15:00)に業績・配当修正を発表。26年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の43.3億円→52.7億円(前期は41.9億円)に21.7%上方修正し、増益率が3.1%増→25.5%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。 同時に、4-9月期(上期)の経常利益も従来予想の19.4億円→26億円(前年同期は18.1億円)に34.3%上方修正し、増益率が6.7%増→43.3%増に拡大する見通しとなった。 業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の18円→20円に増額し、下期配当も従来計画の24円→31円に増額修正した。年間配当は51円(前期は38円)となる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 第2四半期累計期間における売上高は、保守・修理が大きく増加しましたが、一部の受注済み新設エレベーター案件の着工が下期以降にずれ込んだことなどにより、期初予想を若干下回る見込みです。一方、利益面につきましては、新設エレベーターの粗利益率の改善や、保守・修理の売上伸長に伴う利益の増加により、期初予想を上回る見込みです。 通期における売上高は、上期から期ずれした新設エレベーター案件の着工とともに、保守・修理の受注が引き続き好調なことから、期初予想を上回る見込みです。利益面においても、上期と同様に新設エレベーターの粗利益率改善と保守・修理の売上増などが寄与し、期初予想を上回る見通しです。 当社は、株主に対する利益還元を重要課題の一つとして認識し、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、株主への剰余金の配当を安定かつ継続的に実施することに加え、業績向上にともなって株主への剰余金配当の内容を充実していくことを剰余金配分についての基本方針として位置付けており、その具体的な指標として、配当性向 25%程度を目安に配当を実施してまいりたいと考えております。 上記の方針のもと、業績が順調に推移する予想であることから年間の配当性向を考慮して、 2026 年3月期の中間配当金につきましては、前回予想の1株当たり18円から2円増配の20円、また期末配当金につきましては、前回予想の1株当たり24円から7円増配の31円に修正いたします。これにより2026年3月期の年間配当予想は、1株当たり51円となります。 (注)本資料に記載されている業績予想数値につきましては、本資料発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
