外為サマリー:堅調な時間外の米株先物を手掛かりに一時153円20銭台に戻す

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為替

 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=153円19銭前後と前日の午後5時時点に比べ70銭弱のドル安・円高となっている。

 6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=153円06銭前後と前日に比べ1円05銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日に発表された民間の米労働市場調査で雇用の減速が示唆したことから一時152円83銭まで軟化した。

 米連邦準備理事会(FRB)による年内の追加利下げ観測が再び台頭し、前日の米長期金利が低下したことを受け、この日の東京市場でもドル売り・円買いが先行した。だた、朝方に152円81銭をつけたあとは下げ渋る展開。時間外取引で米株先物が堅調な動きとなっていることや、米長期金利が上昇していることがドルの下支えとなっており、午前9時50分ごろには153円25銭近辺まで値を戻した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1540ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=176円76銭前後と同30銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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