西松建、上期経常は5%増益で着地
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西松建設 <1820> [東証P] が11月7日午前(09:00)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比5.3%増の87.6億円に伸びたが、通期計画の240億円に対する進捗率は36.5%にとどまり、5年平均の51.6%も下回った。 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比28.0%増の152億円に伸びる計算になる。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比80.5%増の62.2億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.0%→6.7%に改善した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 個別業績予想につきまして、海外のODA工事での受注の期ずれの可能性により、売上高が前回予想を3,000百万円下回る見込みです。利益につきましては、アセットバリューアッド事業において期首計画以上の売却益が見込まれることから、売上総利益が想定を上回る見込みです。この結果、営業利益が1,000百万円、経常利益が1,000百万円、当期純利益が800百万円、それぞれ前回予想を上回る見込みです。連結業績予想につきましては、上記に加え、海外建築子会社での受注の期ずれ等により売上高が前回予想を20,000百万円下回る見込みです。利益につきましては、海外建築子会社の売上高の減少に伴い完成工事総利益が想定を下回る見込みであるものの、前述の個別業績予想の通り、アセットバリューアッド事業の不動産事業等総利益が想定を上回る見込みであることから連結売上総利益の見込みに変更はありません。この結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は従来予想通りとなる見込みです。(ご参考)2026年3月期個別受注予想値の修正受注高につきまして、海外の土木工事は受注時期の期ずれの可能性により前回予想を下回る見込みです。この結果、個別受注予想値は前回予想を99,000百万円下回る見込みです。(注)上記の予想は、現時点において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
