太陽HDが後場下げに沈む、今期業績予想引き上げも材料出尽くし感

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 太陽ホールディングス<4626.T>は後場に下げに沈んだ。同社は6日正午、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の売上高予想を1257億円から1288億円(前期比8.2%増)、最終利益予想を160億円から184億円(同70.7%増)に引き上げた。1対2の株式分割も発表したが、直近で株価は高値圏で推移していたこともあり、後場寄り付きの買いが一巡した後は利益確定売りに押される格好となった。

 9月中間期はエレクトロニクス事業で半導体パッケージ基板用部材やリジッド基板用部材の中国向け製品需要が想定を上回り、売上高は678億3000万円(前年同期比13.2%増)、最終利益は110億2200万円(同19.7%増)となった。株式分割の効力発生日は12月1日。このほか、中間配当に関してこれまでの予想から株式分割前のベースで20円増額して165円とすると発表している。

出所:MINKABU PRESS

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