三共生興が3日ぶり急反発し年初来高値を更新、上限5.22%の自社株買いを評価

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 三共生興<8018.T>は3日ぶりに急反発し、年初来高値を更新している。6日午前11時ごろ、取得総数200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.22%)、取得総額13億円を上限とする自社株買いを発表しており、株主還元姿勢を評価した買いが優勢になっている。取得期間は7日から26年11月6日まで。東京証券取引所における市場買い付けで実施する。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行が可能な体制を目指す。

 同社は政策保有株式の縮減方針を決議したとも開示。今期から30年3月期にかけて、25年9月末時点の時価ベースの30%を目安に縮減を進める。売却代金は成長分野への投資や資本効率の改善に活用する。

 一方、26年3月期の業績予想を下方修正した。売上高予想を前回予想の230億円から225億円(前期比0.4%減)、営業利益予想を19億円から10億円(同43.4%減)に引き下げた。「DAKS」「LEONARD」ブランドを中心とするファッション関連事業を取り巻く国内外の市況が当初の想定より低調に推移している。9月中間期は売上高が106億9800万円(前年同期比5.0%減)、営業利益が5億8600万円(同49.2%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

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