<動意株・6日>(前引け)=サンセイ、note、日本CMK
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サンセイ<6307.T>=ストップ高人気。5日移動平均線を絡め三角もち合いが煮詰まっていたが、目先一気に上放れる展開となっている。ビル用ゴンドラメーカーの草分けで海上保安庁など官公庁からの船舶関係の受注実績も豊富。足もとの業績は船舶修理関連などの官公庁案件が会社側の想定を上回って好調に推移している。そうしたなか、5日取引終了後に26年3月期上期(25年4~9月)業績予想の上方修正を発表した。営業利益段階で従来予想の7000万円から2億4000万円(前年同期は1億1800万円の赤字)に大幅増額した。通期予想は従来見通しの4億円を据え置いているが、上振れ期待が強い。 note<5243.T>=物色の矛先向かいストップ高。5日取引終了後、韓国ネット大手のネイバーと資本・業務提携すると発表。これが材料視されている。生成AI技術領域で連携し、両社の強みを掛け合わせたAI関連サービスの開発などを進める。両社が保有するプラットフォーム間の連携も推進。また、アニメやマンガなどIP・コンテンツの共同開発、展開にも取り組み、グローバル展開を目指す。ネイバーはノートが実施する第三者割当増資を引き受け、議決権ベースでノート株の8%弱を取得する。 日本CMK<6958.T>=急反発。同社は5日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正した。今期の最終利益予想を従来の見通しから14億円増額して34億円(前期比10.3%減)に引き上げた。また、期末一括配当予想は10円増額し前期と横ばいの20円に修正した。これらを好感した買いが優勢となった。投資有価証券の売却による特別利益を計上する。外貨建て債権債務の為替変動に伴う差益も寄与する。売上高予想は据え置き、営業利益予想は9億円減額の31億円(同18.6%減)に引き下げた。9月中間期の売上高は472億1200万円(前年同期比2.0%増)、最終利益は14億9200万円(同42.5%減)だった。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS
