フジクラが大商いで急反騰、米株市場のAIデータセンター関連買い戻しの流れに乗る◇

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 フジクラ<5803.T>が商いを膨らませ急反騰、前日の下げ幅を大きく上回る9%を超える上昇で2万1000円台を回復した。米国を中心にAIデータセンターの建設ラッシュが続くなか、光ファイバーや光コネクターなどの配線部材に高水準の需要が発生しており、収益環境に吹く追い風は強い。前日の米国株市場では、AIデータセンター関連の一角で光ファイバーを主力展開するコーニング<GLW>が5日ぶりに反発に転じ25日移動平均線上で踏みとどまっており、同業であるフジクラにも機関投資家によるショートカバーの動きを誘発したもよう。また、直近前週末時点の信用取組では買い残が増加する一方、売り残は減少しているが、信用倍率は1.81倍と依然としてタイト感がある。なお、日証金は前日時点で貸借倍率0.5倍と売り長の状態となっている。売買代金は現時点でアドバンテスト<6857.T>を上回り、プライム市場で上位3傑に食い込むなど活況を呈し、投資家の注目度の高さを物語っている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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