外為サマリー:時間外の米金利低下が影響し153円80銭台に伸び悩む

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為替

 6日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=153円89銭前後と前日の午後5時時点に比べ35銭程度のドル高・円安となっている。

 5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円12銭前後と前日に比べ45銭程度のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された米経済指標が景気の底堅さを示したことを受け、一時154円36銭まで上伸した。

 ただ、前日に三村淳財務官が為替動向について「日米の金利差から想定される水準から乖離(かいり)している」と発言したことなどが影響し、一段のドル買い・円売りには慎重姿勢。この日の時間外取引で米長期金利が低下していることがドルの重荷となり、午前9時30分ごろには153円85銭まで伸び悩む場面があった。一方、足もとで売りが目立っていたユーロが堅調な動きとなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1501ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0015ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=176円99銭前後と同60銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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