米外為市場サマリー:良好な米経済指標を受け一時154円30銭台に上伸

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為替

 5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円12銭前後と前日と比べて45銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=177円12銭前後と同70銭弱のユーロ高・円安だった。

 米民間雇用サービス会社ADPが5日発表した10月の全米雇用リポートは、非農業部門の雇用者数(政府部門は除く)が前月比で4万2000人の増加と市場予想を上回った。また、米サプライマネジメント協会(ISM)が同日発表した10月の米非製造業(サービス業)景況感指数は、前月から2.4ポイント上昇の52.4と8カ月ぶりの高水準をつけた。米経済の底堅さが示されたことで、市場では米連邦準備理事会(FRB)による年内の追加利下げ観測が後退。米長期金利の上昇がドルの支援材料となり、ドル円相場は一時154円36銭まで上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1492ドル前後と前日に比べて0.0010ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS

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