JR九州、今期経常を10%上方修正・8期ぶり最高益更新へ

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決算

 JR九州 <9142> [東証P] が11月5日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比38.7%増の410億円に拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の659億円→723億円(前期は595億円)に9.7%上方修正し、増益率が10.6%増→21.4%増に拡大し、8期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の511億円→460億円(前期は436億円)に10.0%下方修正し、増益率が17.0%増→5.4%増に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比4.3%増の312億円に伸びる計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比42.6%増の205億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の14.2%→17.4%に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2026年3月期の通期連結業績予想につきましては、運賃・料金の改定以降の収入動向や博多駅空中都市プロジェクトの計画中止に伴う損失計上、災害の被害状況等を踏まえ、2025年8月5日に開示した内容から売上高、営業利益、経常利益をそれぞれ上方修正し、親会社株主に帰属する当期純利益については下方修正しております。 また、通期個別業績予想につきましても、上記の理由から、売上高、営業利益、経常利益をそれぞれ上方修正し、当期純利益を下方修正しております。 なお、1株当たり年間配当金については、2025年8月5日に公表いたしました115円の維持を予定しており、配当性向は38.5%となる見通しです。※ 業績予想につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその達成を約束するものではありません。実際の業績及び配当は、金利の変動、株価の変動、為替相場の変動、保有資産の価値変動、経済・金融環境の変動、競争条件の変化、大規模災害等の発生、法規制の変更等様々な要因により大きく異なる可能性があります。

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